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Rancher JPの運営メンバーとして便利だなーと思ったツールの話

この記事は勉強会運営 Advent Calendar 2017の17日目の記事です。

adventar.org

Rancher JPを知っていますか?

Rancherというオープンソースソフトウェアがあります。ざっくり言うと(Docker)コンテナを管理する為の基盤を構築したりしてくれる素敵OSSなんですが、そのRancherの普及を目的として日々活動している日本のRancherコミュニティがRancher JPです。

2017年はこのRancher JPのAdminメンバー(通称:Cowboys、俗称:牛勢)として、毎月1回以上の頻度で開催されるMeetupの運営などを行って参りました。その中で「お、このツールはみんなで作業するのに中々いいね」と思うものがあったのでご紹介します。

共同編集ドキュメントツール:hackMD

複数の人が同時にドキュメントを編集するというケースが最近はかなり多くなってきた気がします。ちまちまWordだのExcelのファイルを共有フォルダで順番に編集していくのは今やはっきりって時代遅れ・・・というのは既に皆様にも共通の感覚としてお持ちなんじゃないかなーと思います。

実施、GoogleドキュメントOfficeオンラインをはじめ、OSSEtherpadなど、複数人で同時編集をするためのサービスやツールがかなり出そろってきている感じがします。

そんななかで今年使い始めて中々良い感じだったのがHackMDです。

hackmd.io

RancherJPの場合、Meetupの開催毎にほぼ欠かさずAdminチームでミーティングを開催します。しかし、皆さんボランティアでやっている活動なので、なかなか同じ場所に集まってミーティングが出来ないことも少なくありません。そうした場合は、WebExなどのオンラインミーティングを行うのですが、そこでHackMDがかなり強力なツールとして役立っています。

共同編集できるツールという時点でも便利なのですが、さらにMarkdown対応というのが大変ちょうど良いです。

例えばOfficeオンラインでWordをつかった場合、Fontだの文字装飾だのを気にしなければいけなくなることがあります。例えば、業務でOneNoteを使って同僚と情報共有をすることがたまにあるのですが、結構フォントの種類やサイズなどが勝手に補正されたりしてイライラすることがあります。特に共同編集者があまりそのへんを気にしない相手だと余計にイライラが募るわけです・・・。

Markdownの場合はそうした煩わしさはほぼ考えなくてもいいのが嬉しいですね。Markdownを覚える必要はあるものの、ほぼ直感的に使えますし、そもそも難しい書式もあまり必要ありません。誰でも使えると言ってしまって問題はないでしょう。

話を戻してRancher JPおいては、事前ミーティングの議事録として、またそれがそのままMeetup開催時のメモとして、メンバー間の情報共有に役立っています。

チャットツール

これはなんとも言えない部分もあるんですが、Slackで当初行っていたAdminメンバーのチャットは現在別のものに移行しています。特に秘密にしたいという訳ではないのですが、ツールの名前は敢えて言いません。というのも、そのツールが最高として使い始めたというよりはなんとなく流れでそうなったという感じだからです・・・。

ちなみにSlackから移行したのも大きな理由があるというよりは、Meetupの際の発表者などを呼んだりしていたら、やっぱり運営は別にしよう・・・みたいな流れから別にできた感じです。別にSlackでもLINEでもHangoutでもTelegramでも、メンバー間でうまくコミュニケーションがとれるのであれば何でもいいと思います。とはいえ、やっぱり何かしらこうしたツールは必要ですね。

逆にメール(メーリングリスト)はRancher JPではほぼ使いません。メールは時代遅れだよね、というつもりはありませんが、やはりリアルタイム性に乏しく、見逃したりする危険性もありますので、あまりむいていませんね。ちゃんと会話の履歴が残るチャットツールがあれば十分だと感じています。メール怠いし・・・。

タスク管理

いわゆるカンバン方式なタスク管理ツールは業務での活用されている方も多いのではないでしょうか。

このへんはTrelloが有名でしょうか。 trello.com

ぶっちゃツールそのものはなんでも良いとは思うんですが、Rancher JPはmeistertaskを使っています。

www.meistertask.com

デザインに遊び心が感じられる分、meistertaskのが好きではありますが、ぶっちゃけなんでもいいとは思います。

Rancher JPのようにMeetupやハンズオン、もくもく会、さらにはOSCなどのイベント出店などを毎月のように沢山やっているとついつい準備しなければいけないことがヌケてしまうこともあるので、転ばぬ先の杖としてタスク管理をきちんとやっていくのは大切だなーと感じています。

ただ、実際には一部のメンバーがこまめにタスク管理をしてくれている状態で、全員がきちんとタスクを意識できているとは言えないかなーという感じです。私もそんなにきっちりタスク管理する性格でもないので・・・。いつも他のメンバーには悪いなーと思いつつ、たまにタスクを眺めてます。

Googleさんのいろいろ

このへんは別に何も特別ではないですが、パンフレットとかのデータもあるので一応ファイル置き場としてGoogleドライブなどを活用しています。また、Meetupで必ず参加者と記念撮影をするので、そのあたりのデータもGoogleフォトに貯めてあったりします。このへんは他のコミュニティでも似たようなものかなー?とも思いますが、やっぱり便利ですね。あ、カレンダーでイベント日程なんかも管理してますよ〜。

イベント管理:Connpass

最近はRancher JPのWebよりも活発に更新されていそうなRancher JPのConnpassページ

rancherjp.connpass.com

基本的にTokyo開催のものだけではなく、他の地方開催のMeetupなども含めて情報はConnpassで公開し参加者を募集しています。

毎回、申し込み人数などの反応に一喜一憂したりキャンセル率の動向にハラハラしたりしていますが、無料でこのような運営が出来るツールなのでありがたいなーと思っています。

個人的にはatndとかも使っていたんですが、他のサービスが方針転換したり有償化したりしている中で、なるべくConnpassさんはこのまま頑張って欲しいですね・・・。

動画配信

一部のイベントを除き、Rancher JPのMeetupの様子はcrash.academyで撮影/配信をお願いしています。

crash.academy

会員登録は必要とはなりますが無料で動画を確認できますので、参加出来なかった方にも発表内容などを後日市長して頂くことが可能になっています。 動画配信なども興味はなくもないんですが、やっぱり機材に回線にと敷居が高く、今は後日動画配信という流れをとっています。

とは言え、無料でこのような配信をサポートして頂いているのは正直ありがたいなぁーと思っています。毎回機材持ち込み&数人体制の撮影隊が来ますしね・・・ありがたや。

まとめ

そんなわけでRancher JPで普段使っているツールやらお世話になっているサービスを紹介してみました。 結局のところ、こうしたものはあくまでも便利な道具でしかないので、重要なのはそれを使う人側がしっかりと連携していくことにあるんですけどね。