_・)Keep Smiling

モソモソと日々の雑感を書き溜めるというか書き殴るというか書き捨てるというか

_・)電子ペーパーを何に使うか迷った末の話。

あれ?もう一週間経ったの・・・。はや・・・。

第二種電気工事士試験を今週末に控え、連日電子工作どころかガチ電気工事の練習をしているツカマンです。 色々年末年始でタスクが積まれては詰んでいってる気配を感じていますがそんなことよりもAdvent Calendarです。

というわけで、この記事は Raspberry Pi Advent Calendar 2022 の21日目の記事デス。

adventar.org

昨日の担当は Sora Arakawa さんによる「止められない目覚まし時計を作った」でした。絶起?寝なければ良いのでは?(暴言)

note.com

勢い余って今年は3つもエントリーしてしまいましたが、後悔なんてしてないモン・・・。ほんとうだモン・・・。ちなみに前回記事のMaker Advent Calendarの進捗ダメです。試験終わったらやります(Advent Calendarとは・・・)。

電子ペーパーってワクワクするけども・・・

私、年に数回ストレスが溜まってしまうと、ついうっかりPimoroniで散財してしまう病に冒されているのですが、そんなときついつい買ってしまうものの1つが 「Inky」という電子ペーパーディスプレイです。

電子ペーパーいいですよね。なんか、こう、くすぐるものがありませんか? 男の子ってこういうのが好きなんでしょ? みたいな?

このInky、PimoroniのShopをみてもらえば分かる んですが、サイズや色などで様々な種類があります。このへんは、 あっきぃさんもいろんな記事を書いてらっしゃる ので、そっちを読んでください(手抜き)。ていうか、今年のAdvent Calendarの2日目でも関連する記事書いてますね。読みました?

akkiesoft.hatenablog.jp

さて、この電子ペーパー、消費電力は低いし、電源落としても表示が残るので、書き換え頻度が高くないものの表示で利用するのが便利な一品です。例えば、、、んー、、、 名札 とか?

Badger 2040shop.pimoroni.com

この「Badger 2040」も勿論もってます。実際に名札として使ったこと無いですけど・・・。

このあたりで勘の鋭い方はお分かりかも知れませんが、電子ペーパーで一番困るのは、個人的には用途なんじゃないかって思います・・・。電子書籍はまだいいんですが、Raspberry Piだと正直、電力多少喰っても困らないし、同じ表示を続けさせたいモノってそんなに無いんですよね。

とはいえ、そこそこのコストをかけてディスプレイを購入してしまったので、使わないのも勿体ない。さてどうしたもんか。

ひめくりカレンダーがほしい

使い道を思い付かなくてしばらく放置していたのですが、コロナ禍でのリモートワーク(自宅軟禁)が続いたある日、「あ、ひめくりカレンダーほしいな?」って思っちゃったですね。

自宅で引き籠もりしてた人は分かると思うのですが、家族以外と会わず、外にもほぼ出ない生活をしていると、曜日感覚がおかしくなってしまうのです。昨日の連続の明日、みたいな。

まぁ、それでも生活的には大きく困らない・・・と思ってた時期が私にもありました。

いや、あるんですよ。すっごい困るのです。ドラクエ10MMORPG)の月次イベントの日を逃しそうになるんです!

実は、3年ほど前から何かオンラインゲームしたいなって思ってアストルティアドラクエ10世界を指す名前です)にログインする生活をしています。種族はプクリポです。

このドラクエ10、毎月1日と15日に隔週クエストの更新、また10日はテンの日として特別アイテムの配布などがあります。他にも10日と25日に邪神クエストの更新とか。特に「テンの日」だけは、10日を逃すとあとからアイテムを貰えなかったりするので、うっかり忘れると大変なんですね。

個人的には、このうっかり防止に日付を表示するだけのカレンダーがほしかったのですが、ちょうど良い大きさや表示内容のものが意外とないんですね。情報が多すぎたり、デカすぎたり、電源必須だったり、無駄に温湿度計ついてたりと・・・。よろしいならば自作しよう!というわけで、Raspberry Pi + Inkyの登場となったわけです。

フォトフレーム兼ひめくりカレンダーを作る

今回作成した日めくりカレンダーでは、自宅に転がってた裸のRaspberry Pi 3Bと赤色のInky wHATを使いました。実際に組み立ててみると角度はさておき、結構どっしり感があってケースなしでも安定してます。

表示はこんな感じ。

写っているのは自キャラです。これは単純にちょうど良いくらいのサイズの画像をRaspberry Pi上に用意しておいて、その上に日付やメッセージ、帯などを表示(描写)しています。

Inkyを扱う為のライブラリはGithub上で公開されていて、文字や図形、画像の描写などはPythonを使って比較的簡単にコーディング可能です。

github.com

詳細は込み入ってるので省略しますが、大まかにこんなことをしています。

  1. WebDavサーバ上の画像ディレクトリとRapberry Pi上の画像ディレクトリを自動同期(rsync)
  2. 画像ディレクトリ内の画像をランダム表示(5分間隔)
  3. 画像の上に日付やメッセージを表示(イベント情報なども)

凝ったらもっと色んな用途でも使えるとは思うんですが、シンプルなもので十分だったので、今のところはこんな感じです。ちなみに画像は同じチームメンバーのプロフィール画像MacBookからダウンロードしてはWebDavサーバと自動同期させています。このWebDavサーバは、TeraCloudさんのオンラインストレージを利用しているのですが、応用の幅があってなかなか便利です。自宅ではSynologyのNASと同期させたりもしています。

teracloud.jp

ちなみに紹介制度があるので、これからつかってみようかなーって人は [ SJ2B6 ] のコードをつかってくれよな・・・!

使ってみての感想

いやー、普通に便利です。自分好みの情報を表示しているので便利なのは当然ですが、じわーっと書き換わるタイミングで次に誰が表示されるのかランダムなのも少しワクワク感があります。

書き換えの様子 >>>

赤色のInkyも気に入っているんですが、実はフルカラー版のInkyも購入してしまっているのでいつかそっちも試してみようと思います。コードもほぼ流用できますしね。

そんなわけで、勢いでパーツを買うのもほどほどにね?っていう話でした。めでたしめでたし。