_・)魔法の鏡。
いよいよ第二種電気工事士の試験が明日に迫りました。進捗ダメです。
さて、そんな訳で勢いあまって3つもエントリーしてしまったRaspberry Pi Advent Calendar 2022もいよいよ24日目です。イブですよ。イブ。
予定?ドラクエだよ!
ちなみに、私の前回の記事と今回の記事の間に挟まれた2日間は、gyaboさんによるガチめのベアメタル関連記事が挙げられていました。
今回の記事は例によってゆるゆるふわふわだよ!ごめんね!反省はしない。
続きを読む_・)電子ペーパーを何に使うか迷った末の話。
あれ?もう一週間経ったの・・・。はや・・・。
第二種電気工事士試験を今週末に控え、連日電子工作どころかガチ電気工事の練習をしているツカマンです。 色々年末年始でタスクが積まれては詰んでいってる気配を感じていますがそんなことよりもAdvent Calendarです。
というわけで、この記事は Raspberry Pi Advent Calendar 2022 の21日目の記事デス。
昨日の担当は Sora Arakawa さんによる「止められない目覚まし時計を作った」でした。絶起?寝なければ良いのでは?(暴言)
勢い余って今年は3つもエントリーしてしまいましたが、後悔なんてしてないモン・・・。ほんとうだモン・・・。ちなみに前回記事のMaker Advent Calendarの進捗ダメです。試験終わったらやります(Advent Calendarとは・・・)。
続きを読む_・)The Pi HutのMaker Advent Calendarを買ってみた。
このBlogが更新されたと言うことはそうです。Advent Calendarです。
というわけで、この記事は Raspberry Pi Advent Calendar 2022 の14日目の記事デス。
Advent Calendar自体そんなに積極的に参加していなかったりするんですが、今年は(今年も)なんか あっきぃさん の心の叫びみたいなアレが胸に刺さったので一念発起してエントリーしてみた次第です。だがしかし小ネタだよ☆
なお、昨日は、あっきぃさんによる サプライチェーンのアップデートが来た!未来は明るいか? でした。
続きを読む_・)選択肢が多いことは幸せだよなー
この記事は(なぜか)『Rookと仲間たち、クラウドネイティブなストレージの Advent Calendar 2020』の12日目の記事です。
はじめに
約3年ぶりという久々のBlog投稿なんですが、先日開催されたRancher Day 2020 を視聴中に、Twitterにて
運用管理はマネージドの方が楽ってのは思うけど、マネージドの標準的なサービス仕様では要求を満たせない場合にオンプレってのが出てくるかなと思うかな。
— _・) (@tsukaman) 2020年11月12日
あとは、永続データの置き場所。データは企業にとっての生命線だと思うけど、それをPublicに本当に持っていっていいの?とか。#rdt2020
となにげなくツイートしたところ、うつぼさんから、
おっしゃるとおり!その辺りの話題をアドベントカレンダーで書いていただけませんか?!💦
— うつぼ@[ 〒]Sirsir (@japan_rook) 2020年11月12日
なんていう無茶ぶりを受けたので、久々のAdvent Calendarに参加と相成った訳です。
先に言っておきますが、Rook/Cephの話は今回出てきませんので悪しからず。本当にこれでいいのか・・・?
Voice Kitが届いたよ
この記事はRaspberry Pi Advent Calendar 2017 - Adventarの22日目の記事です。 微妙に遅刻ですが気にしないで書きます。
AIY Projectとは
Googleさんが始めた”AI自作プロジェクト”がAIY Projectsです。
サイトを見てもらえばいきなり写真が出てきますが、カードボード型のケースに各種デバイスとRasPiを突っ込んでAI制御できちゃうようなものを自分自身でつくってみないか?って言う感じのプロジェクトですね。
現在はVoice KitとVision Kitの2種類が販売されています(Vision Kitは現在予約受付中で12月31日発売予定)が、日本で購入できるのはVoice Kitのみとなります。とは言え、Vision Kitはやってることも画像解析なんで敷居高そう・・・お値段もやや高め・・・。詳しくはEngadgetさんの記事あたりを見て頂くのが良いでしょう。
Voice Kitの販売について
日本からはまだ注文できないVision Kitと違い、Voice KitはRaspberry Piの販売でもおなじみの各社さんから比較的簡単に日本で購入できます。
他にAmazonでも販売している業者が見つかりますが割高なのでやめておいた方がいいでしょう。
私は、販売発表当初にこりゃ面白そうだなーって思って、いつものとおりPimoroniで注文しました。こんなにあっさり日本で買えるようになるならもう少し待ってても良かったかなーと思ったり思わなかったり・・・。
ちなみに、このKitにはRaspberry Piは含まれておりません。MicroSDカードやUSB電源などと合わせてKSYさんやスイッチサイエンスさんから購入するのが良いでしょう。
で、Voice Kitで何ができるの?
そもそもアドカレに登録下地店では、Voice Kitの組み立てや出来ることの紹介をするつもりだったんですが、時感が過ぎる中で結構きっちり紹介しているBlogがいくつも出てきたのでぶっちゃけ私が書く必要はないなー・・・とか思っちゃっています・・・。
まぁ簡単に言えば「自家製Google Homeが作れる!(かも)」という感じですね。
Voice Kitは酷く乱暴に言うとマイクとスピーカーとやや大きめのボタンがRasPiにくっついたよーってなキットで、音声認識についてはInternetを経由してGoogle Cloud Platform上のAPIを利用しにいきます。本当にこれだけだったら日本語もサクサクつかえてお値段的にも安いGoogle Home miniあたりを買うのがお勧めなんです。
しかしVoice Kitの場合はRaspberry PiのGPIOを有効活用することが出来てしまいます。現在日本で市販されている各種AIスピーカーのホームコントロールが電球とか赤外線コントロールくらいしか対応していないのに対して、Voice Kitでは音声でサーボモータを制御できちゃったり、モーターを駆動させちゃったりできる訳です。レッドスネークカモーンで蛇を出すのなんてお茶のこさいさいなわけですよ(ネタも表現も古い)。
ただし、注意点もけっして少なくありません。例えば・・・
- Google Cloud Platformにアカウントの登録が必須である
- 各種APIの仕様や使い方を学ぶ必要がある
- デモスクリプトでも使用するGoogle Assistant APIは日本語対応していない
- APIの種類によっては使用量に応じた課金が生じることがある
などなど−・・・ですね。
特に最初はプログラミングやGoogle CloudのAPI利用に関して慣れていない方だと、基本的に英語での音声コマンド利用となると思います。Google Homeのように便利になんでも日本語音声で・・・という為のものではないということは理解しておいた方が良いでしょう(決して日本語での音声コマンドが使えないというわけではありません)。
この記事を読め
完全に他人の褌で相撲を取る感じですが、Voice Kitの良記事を書かれているBlogなんかを紹介したいと思います。同じようなこと重複して書いてもあまり意味ないですしね・・・。
まず最初はクレウエタンさんの一連の記事。Voice Kitの到着から組み立て、そして起動から日本語での音声コマンドによる制御まで一通りの作業を苦労した話も交えて面白く紹介してくれています。
お次はAzuritonさんの一連の記事。こちらも複数の記事で丁寧に組み立てからGCPへの登録などの作業を紹介されています。クレウエタンさんの記事も失敗談とか感想とか多めで読み物として好きなんですけど、Azuritonさんのは実用性が高くて読みやすい感じがしますね。
最後は販売もしているスイッチサイエンスさんの記事。こちらは1つの記事の中で簡潔に紹介しているので手軽に読むことができます。こんな感じなんだなーっていうのを掴むのにはいいと思います。
まだまだ他にも見つかるので、ググりつつ探してみるのが吉かと思いますです。
私の場合
んで、せっかくなので私の感想なんてものも。
実はAIスピーカーに関してはこのVoice Kitが初めてでした(その後、招待によりAmazon Echoはゲットしてます)。
AIY Projectで配布している標準OSイメージについているデモスクリプトだけでもアレコレあそべて楽しかったですが、やっぱり英語音声コマンドでもGoogle Homeなんかと比べると出来ることも少ない(もしくはどうすればいいか分からない)ってのが多くて戸惑いました。
一番ネックだったのは、私の工作って基本深夜に一人ひっそりといつもやってるので家族の寝静まった家の中では音声で遊ぶのが非常に難易度が高いという点でした。自分の声だけでもウルサい!って言われそうなんですけどそれにスピーカーの音声も加わりますしね・・・。まぁ、ボリューム調整したりなんなら出力をイヤホンにしたらいいのかもしれないですけど、それもねぇ。。。?
とはいえ、このまま活用できないのももったいないので、年末年始のお休みを利用して何か音声で遊べるものを考えたいと思います(作るとは言ってない)。本当は音声でEjectコマンドを実行してウィーンする・・・なんても考えていたんですが・・・うう。
_・).。oO(音声制御のタンクとかならいけるかもしれない?)
ちなみに、私の拙い英語で話しかけても結構認識してくれるのは嬉しかったです。(英語版の)Siriさんが出始めた頃はさっぱり認識してくれなくて途方に暮れましたからね・・・。
まとめ
てなわけでなんか中途半端な報告日記みたいになってしまいましたがAIY ProjectのVoice Kit紹介でした。まだまだ(言語的な)制約もありますが、いずれGCPのAPIも日本語対応がもっと進んでくれると信じていますので、これからが楽しみなKitなのではないでしょうか。音声制御できる変態的面白い工作がドンドンでてきてくれると良いですね。
Rancher JPの運営メンバーとして便利だなーと思ったツールの話
この記事は勉強会運営 Advent Calendar 2017の17日目の記事です。
Rancher JPを知っていますか?
Rancherというオープンソースソフトウェアがあります。ざっくり言うと(Docker)コンテナを管理する為の基盤を構築したりしてくれる素敵OSSなんですが、そのRancherの普及を目的として日々活動している日本のRancherコミュニティがRancher JPです。
2017年はこのRancher JPのAdminメンバー(通称:Cowboys、俗称:牛勢)として、毎月1回以上の頻度で開催されるMeetupの運営などを行って参りました。その中で「お、このツールはみんなで作業するのに中々いいね」と思うものがあったのでご紹介します。
共同編集ドキュメントツール:hackMD
複数の人が同時にドキュメントを編集するというケースが最近はかなり多くなってきた気がします。ちまちまWordだのExcelのファイルを共有フォルダで順番に編集していくのは今やはっきりって時代遅れ・・・というのは既に皆様にも共通の感覚としてお持ちなんじゃないかなーと思います。
実施、GoogleドキュメントやOfficeオンラインをはじめ、OSSのEtherpadなど、複数人で同時編集をするためのサービスやツールがかなり出そろってきている感じがします。
そんななかで今年使い始めて中々良い感じだったのがHackMDです。
RancherJPの場合、Meetupの開催毎にほぼ欠かさずAdminチームでミーティングを開催します。しかし、皆さんボランティアでやっている活動なので、なかなか同じ場所に集まってミーティングが出来ないことも少なくありません。そうした場合は、WebExなどのオンラインミーティングを行うのですが、そこでHackMDがかなり強力なツールとして役立っています。
共同編集できるツールという時点でも便利なのですが、さらにMarkdown対応というのが大変ちょうど良いです。
例えばOfficeオンラインでWordをつかった場合、Fontだの文字装飾だのを気にしなければいけなくなることがあります。例えば、業務でOneNoteを使って同僚と情報共有をすることがたまにあるのですが、結構フォントの種類やサイズなどが勝手に補正されたりしてイライラすることがあります。特に共同編集者があまりそのへんを気にしない相手だと余計にイライラが募るわけです・・・。
Markdownの場合はそうした煩わしさはほぼ考えなくてもいいのが嬉しいですね。Markdownを覚える必要はあるものの、ほぼ直感的に使えますし、そもそも難しい書式もあまり必要ありません。誰でも使えると言ってしまって問題はないでしょう。
話を戻してRancher JPおいては、事前ミーティングの議事録として、またそれがそのままMeetup開催時のメモとして、メンバー間の情報共有に役立っています。
チャットツール
これはなんとも言えない部分もあるんですが、Slackで当初行っていたAdminメンバーのチャットは現在別のものに移行しています。特に秘密にしたいという訳ではないのですが、ツールの名前は敢えて言いません。というのも、そのツールが最高として使い始めたというよりはなんとなく流れでそうなったという感じだからです・・・。
ちなみにSlackから移行したのも大きな理由があるというよりは、Meetupの際の発表者などを呼んだりしていたら、やっぱり運営は別にしよう・・・みたいな流れから別にできた感じです。別にSlackでもLINEでもHangoutでもTelegramでも、メンバー間でうまくコミュニケーションがとれるのであれば何でもいいと思います。とはいえ、やっぱり何かしらこうしたツールは必要ですね。
逆にメール(メーリングリスト)はRancher JPではほぼ使いません。メールは時代遅れだよね、というつもりはありませんが、やはりリアルタイム性に乏しく、見逃したりする危険性もありますので、あまりむいていませんね。ちゃんと会話の履歴が残るチャットツールがあれば十分だと感じています。メール怠いし・・・。
タスク管理
いわゆるカンバン方式なタスク管理ツールは業務での活用されている方も多いのではないでしょうか。
このへんはTrelloが有名でしょうか。 trello.com
ぶっちゃツールそのものはなんでも良いとは思うんですが、Rancher JPはmeistertaskを使っています。
デザインに遊び心が感じられる分、meistertaskのが好きではありますが、ぶっちゃけなんでもいいとは思います。
Rancher JPのようにMeetupやハンズオン、もくもく会、さらにはOSCなどのイベント出店などを毎月のように沢山やっているとついつい準備しなければいけないことがヌケてしまうこともあるので、転ばぬ先の杖としてタスク管理をきちんとやっていくのは大切だなーと感じています。
ただ、実際には一部のメンバーがこまめにタスク管理をしてくれている状態で、全員がきちんとタスクを意識できているとは言えないかなーという感じです。私もそんなにきっちりタスク管理する性格でもないので・・・。いつも他のメンバーには悪いなーと思いつつ、たまにタスクを眺めてます。
Googleさんのいろいろ
このへんは別に何も特別ではないですが、パンフレットとかのデータもあるので一応ファイル置き場としてGoogleドライブなどを活用しています。また、Meetupで必ず参加者と記念撮影をするので、そのあたりのデータもGoogleフォトに貯めてあったりします。このへんは他のコミュニティでも似たようなものかなー?とも思いますが、やっぱり便利ですね。あ、カレンダーでイベント日程なんかも管理してますよ〜。
イベント管理:Connpass
最近はRancher JPのWebよりも活発に更新されていそうなRancher JPのConnpassページ。
基本的にTokyo開催のものだけではなく、他の地方開催のMeetupなども含めて情報はConnpassで公開し参加者を募集しています。
毎回、申し込み人数などの反応に一喜一憂したりキャンセル率の動向にハラハラしたりしていますが、無料でこのような運営が出来るツールなのでありがたいなーと思っています。
個人的にはatndとかも使っていたんですが、他のサービスが方針転換したり有償化したりしている中で、なるべくConnpassさんはこのまま頑張って欲しいですね・・・。
動画配信
一部のイベントを除き、Rancher JPのMeetupの様子はcrash.academyで撮影/配信をお願いしています。
会員登録は必要とはなりますが無料で動画を確認できますので、参加出来なかった方にも発表内容などを後日市長して頂くことが可能になっています。 動画配信なども興味はなくもないんですが、やっぱり機材に回線にと敷居が高く、今は後日動画配信という流れをとっています。
とは言え、無料でこのような配信をサポートして頂いているのは正直ありがたいなぁーと思っています。毎回機材持ち込み&数人体制の撮影隊が来ますしね・・・ありがたや。
まとめ
そんなわけでRancher JPで普段使っているツールやらお世話になっているサービスを紹介してみました。 結局のところ、こうしたものはあくまでも便利な道具でしかないので、重要なのはそれを使う人側がしっかりと連携していくことにあるんですけどね。
2017年はCloud Garageをこんな風に使いました
この記事は#CloudGarage Advent Calendar 2017 - Adventarの16日目の記事です。
安さは正義
2017年はRancher JPのメンバーとして色々なところで発表させてもらいましたが、Rancherの環境をどう持つかが課題でした。
当初は自分のMacBookの中で仮想マシンを何台か動かしたり、社内OpenStack環境でインスタンスをいくつか上げたりもしてみたりはしたんですが、使い勝手の面で課題があり、できればもう少し恒常的に置いておきやすい場所がほしいなーと思っていました。
ベアメタルクラウドであるPacketがRancherOSに対応していたり価格が(比較的)安かったりしたので使ってはいたんですが、複数のインスタンスを常時動かしたいとなると、それなりに費用が掛かってしまい、どうしても使うときだけインスタンスを上げる・・・なんて感じになってしまっていました。
そんな折りに、安価に複数のインスタンスを常時利用できるというCloud Garadeさんのことを知りました。正直、最初は「安かろう悪かろうでしょ?」 とか、「ユーザー数爆発したら激重になるんじゃないの?」とか思っていたんですが(すみません)、おもった以上にストレージが速かったり、契約数を制限して激重にならないような運用をしてたりと、良い意味で想像を裏切られる安心のサービスでした。
とまぁ、こんなわけで2017年後半は、いろいろな検証とかでCloud Garageを使ってきましたが、今日はどんなことで主に使ってきたかを書いておきたいと思います。
Rancher環境としての利用
Cloud Garageさんでインスタンスを作成する際には予め用意されているOSイメージから選択して起動します。一般的な主要Linuxディストリビューションは用意されているんで困らないのですが、そこにRancherOSもラインナップされているというのが牛勢の心を掴みました。
RancherOSを起動させたいときも選択するだけでいいので非常に簡単です。とはいえ、RancherOSの場合はISOイメージをマウントして起動しているだけですので、Diskインストールしたい場合は結局別途作業が発生します・・・。最初はここも少し戸惑いましたが、今はコツも抑えたので非常に簡単です。詳細は、こちらの資料とかを参考にしてみてください。
www.slideshare.net
Rancherの場合、通常は複数のホストをDockerコンテナの配置先として使います。また、Rancher Server(のコンテナの配置先)となるホストとRancher Agentが導入されアプリコンテナの配置先となるホストを分けたいときなどもインスタンスが複数あるCloud Garageさんだと好都合です。
Kubernetes環境としての利用
ぶっちゃけk8sを活用する場合は多くのメモリが必要となるのですが、とりあえず環境をお試し的にサクッと構築するだけであれば2GBもあればなんとか動くことは動きます。
私の契約は2GB x 3BOXなので、Rancher Serverを外部で用意(SaaS的にRancherを試用させてくれるTry Rancherを利用すると簡単)ことで、この契約でなんとかk8sを使うことが出来ます。
先に埋め込んだスライドではまさにこの環境を使ってk8s環境の構築をやっています。メモリ的には結構かつかつですが自分のk8s環境を安価に持てちゃうわけです。
Ansible環境としての利用
業務でAnsibleのトレーニングを担当することがあり、ModuleとかPlaybookとかの確認をやりたい場合に処理対象となるインスタンスを作ったり壊したりできるCloud Garageの環境はやはり便利です。もちろん他のPublic Cloudサービスでも同じことは出来ますが、定額なので作業の途中で一旦手を止めたいときでもコストをさほど気にしないで済むのは気が楽です。
また、最近ですとRed Hat Ansible Towerのコミュニティ版であるAWXの展開先としても利用しています。
こちらもk8sと同様で本来は4GB以上のメモリが推奨なのでややスペック不足ではあるんですが、動作的には問題なく動いています。AWXだけではなく、処理対象となるLinuxサーバを用意できたり、AWXが利用するPostgreSQLを別のホストで動かして接続する・・・といったカスタマイズなども複数インスタンスがあるCloud Garageさんだと気軽に「お、ちょっとやってみるかな」という感じに試せるのがいいですね。
AWXに関しては別のアドカレで記事を書いてますので良かったらご覧ください。
まとめ
とまぁ、結局Rancherとk8sとAnsibleだけかよって怒られそうですが、簡単に壊して作り直せたり、途中で放置してまた別のタイミングで続きができるというのはお手軽でとても良い感じです。
自分のPCで仮想マシンによる検証とかだと移動時などでPCをスリープさせるときに「大丈夫かな?」って心配になりますし、仮想マシンを多く立ち上げすぎて他の作業に支障が生じることもあったりするので、やはり外に好きにいじれる環境があるのは便利ですので、普段インスタンスを立てたり壊したりしている人はコストを鑑みてCloud Garageさんの利用を検討してみたりするのもいいんじゃないかなーと思う次第です。